お守り型のキーホルダー「単位スコップ」発売/大阪大学

 大阪大学は2016年11月、お守り型のキーホルダー「単位スコップ」を発売しました。


学生が「地面に埋まっているほど単位が取りにくい」とぼやく授業の厳しさを、大学側が逆手に取って商品化したとのこと。

「単位」と書かれた小さな札が、大学のロゴが入った赤いスコップに磁石でくっついており、強力な「ネオジウム磁石」を使っており簡単には落ちない仕組みだが、油断すると「単位を落とす」こともあるといいます。堅苦しいイメージを払拭する狙いのようです。

SNS上では「落としてしまった」と学生の悲痛な叫びが飛び交う一方、「誰かの“単位”を拾った」との報告もあり、学生同士のトーキングポイントをデザインしている点がポイントです。

学生や受験生の間で広がる都市伝説で、京阪神では単位の取りやすさを比較して「空から降ってくる京都大」「地面に落ちている神戸大」「地中に埋まっている大阪大」などといわれているというものが背景にあるようです。

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