近畿大学国際学部の「ブッ飛んでる」強気の広報

近畿大学は国際学部は、紹介ページに「授業で発言しない学生は欠席です」といった強気なフレーズを盛り込んで話題になっています。

2016年4月に開設された国際学部は、語学教室などを展開するベルリッツコーポレーションと連携協力した語学学習システムを採用し、学生全員が1年次後期から1年間留学するなどの特徴があります。

この学部をPRするための広告が「凄すぎる」「ブッ飛んでる」と話題になっています。広告は全部で5種類あり、学部長や講師のアップの表情の上に、赤い字で「授業で発言しない学生は欠席です」「華やかな大学生活を送りたい人は別の学部へ」「15人以下のクラスで居眠りができますか?」などと、学生を煽(あお)るように書かれています。

『輝く未来に……』とか『世界にはばたくグローバル人材……』のような、大学の広告によくりがちなワードは一切使わず、強気なワードで話題となった近畿大学国際学部ですが、その背景には、『早慶上智』『MARCH』『関関同立』のような大学の序列を壊し、本質的な評価を受けたいという願いがあるようです。


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